手間のみの代価表に材料を追加するには
一部の歩掛や市場単価には手間のみで、材料が含まれていない物があります。その場合は設計書に代価表を転送後、代価表の下位表を開いて材料を追加する必要があります。
材料の追加方法
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材料を追加したい代価表を設計書に転送し、下位表まで開きます。
※例として、U型側溝据付【手間】を選択しています。
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右クリックのメニューから[空行]を追加します。
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追加した空行を選択し、右クリックのメニューから[単価検索]を起動します。
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単価検索から必要な材料を選択し、[転送]をクリックします。
※例として、以下のU型側溝を選択しています。
道路用鉄筋コンクリート側溝 1種 300A (幅300×高300×長2000mm 348kg) -
材料の数量を歩掛に合わせます。
以下の例の場合、数量を計算し、算出した材料の数量を入力してから、名称の「U型側溝据付【手間】」から「【手間】」を削除します。
数量の計算例
今回の場合、材料の道路用鉄筋コンクリート側溝の長さが 2,000mm(=2m)に対し、手間の排水構造物工は1m当たりの歩掛のため、材料の数量を手間に合わせる必要があります。
数量の計算→
1,000÷2,000=0.5 なので数量は0.5。
【補足】積算数量10m当たりの代価表の作り方
例の「U型側溝据付【据付】」の代価表は、1mあたりで作成しましたが、10m当たりでの作成も可能です。
その場合は積算数量を10にしてから、手間の数量と材料の数量を10倍にします。
ポイント
- 市場単価は“施工単価2”のタブから選択してください。(平成29年4月~)
- 材料は単価検索の“基礎単価”または“物価資料”のタブに掲載されています。
- 排水構造物工の市場単価は県発表単価として公表している都道府県もあります。